どうもマツローです。

日本におけるプロ野球組織はNPB、アメリカはMLB、お隣韓国はKBOですが、それでは台湾のプロ野球組織であるCPBL中華職業棒球大聯盟をご存知でしょうか?近年ではあのWBCでの熱戦が記憶に新しい台湾野球。日本でも古くは郭泰源、最近ではチェン・ウェインや陽岱鋼といった台湾人選手が活躍を見せました。今日本人が最も訪れている海外「台湾」そんな台湾のプロ野球組織であるCPBL「中華職業棒球大聯盟」を紹介したいと思います。 

CPBL中華職業棒球大聯盟公式サイト:http://www.cpbl.com.tw/

CPBL中華職業棒球大聯盟公式Twitterhttps://twitter.com/CPBL

台湾プロ野球CPBLとは

台湾プロ野球CPBL、正式名称は「中華職業棒球大聯盟」と言います。中国語で野球の事を「棒球」バンチウと呼びます。棒と球で野球を表す。非常に分かりやすいですね(笑)CPBLのリーグ戦が始まったのは1990年。台北、桃園、台中、台南と野球場のある都市を巡礼する形で始まりました。NPBと比べると歴史はまだ浅く、発展途上中のリーグなのです。
そんなCPBLですが、現在は4チームで構成されています。

 

CPBLの所属チーム

かつては最大で8チームが参加していたのですが、球界規模の賭博問題や統廃合の影響で、現在は4チームのみとなっています。その4チームは以下のチームです。

  • 富邦ガーディアンズ(台北)
  • Lamigoモンキーズ(桃園)
  • 中信兄弟ブラザーズ(台中)
  • 統一7ELEVENライオンズ(台南)

中でも最も強く日本でも有名なのが、桃園を本拠地とするLamigoモンキーズです。
近年でもNPB球団と試合を行う等交流も活発で、CPBLでは7年間で4回の優勝を誇る常勝軍団です。また、Lamigoモンキーズに所属する王柏融先週は2年連続4割超えの打率を誇る台湾の三冠王で「台湾の大王」とも呼ばれNPBでもその去就が注目されています。

現在は4チームのCPBLですが、なんと沖縄とオーストラリアの野球チームを加入させる動きもあるようです。まだまだ構想段階のようですが、将来的には太平洋を囲む壮大なリーグになるかもしれません。

ちなみに過去に台湾リーグに在籍した日本人選手は正田樹、真田裕貴、鎌田裕哉、高津臣吾等がいます。

 

CPBLについて

CPBLも日本と同じように3月~10月にかけてシーズンとなります。夏場のオールスターを挟み前半戦、後半戦と分けているとこと等、NPBのシーズンとほぼ同じシーズン構成となっています。またレギュラーシーズン後にはプレーオフと台湾シリーズが開催されます。年間の試合数は120試合ほどで、指名打者制度を導入しています。

また、台湾野球の魅力の一つがスタジアムです。台湾にある12の野球場を巡礼する形でCPBLは行われますが、そのどれもがメジャーリーグ方式の屋外球場となっております。チアガールの応援スタイルが一時期日本で話題になったこともありました。メジャーの雰囲気と台湾独特のオリエンタルかつどこか懐かしい雰囲気を混ぜ合わせたようなCPBLの球場は観光としても楽しめるはずです。
どのスタジアムも最大収容人数2万人ほどの中規模な球場となっています。

 

最後に

いかがだったでしょうか。お隣台湾の野球リーグCPBLについて簡単にですが紹介させていただきました。まだまだ発展途上のCPBLですが、沢山の可能性と魅力を秘めたリーグです。前回のWBCでは日本をギリギリまで追い詰めた台湾代表、国内リーグを中心に台湾野球は着実に成長を続けています。是非みなさんも注目していただければと思います。

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