どうもマツローです。

今回はニューヨーク・ヤンキースで松井秀喜選手やイチロー選手と一緒にプレーした、アレックス・ロドリゲス選手について紹介していこうと思います。

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アレックス・ロドリゲスとはどんな選手?

まずはアレックス・ロドリゲスのプロフィールを簡単に紹介しましょう。

本名:Alexander Emmanuel Rodriguez

出身地:アメリカ ニューヨーク州

経歴:シアトル・マリナーズ (1994 – 2000)~テキサス・レンジャーズ (2001 – 2003)~ニューヨーク・ヤンキース (2004 – 2013, 2015 – 2016)

投打:右投右打

守備位置:遊撃手、三塁手

愛称:A-Rod

A.ロドリゲスは首位打者、本塁打王、打点王ともに獲得したことのある、メジャー屈指の強打者です。

俊足でもあり、1998年には46個もの盗塁を記録したこともあります。また、守備範囲が広く堅い守備を見せ、ゴールドグラブ賞を2度受賞したこともある、走攻守揃った選手です。

現在はヤンキースGM特別アドバイザーに就任しています。

アレックス・ロドリゲスのプロキャリアを振り返る

アレックス・ロドリゲスは1993年にドラフト1位でシアトル・マリナーズに入団し、プロ2年目、弱冠18歳の94年にメジャーデビューを果たしました。

96年に才能が開花し、打率.358首位打者を獲得。36本塁打123打点を記録し、一気にスター選手の仲間入りを果たしたのです。

98年にはメジャーでは3人目の40本塁打40盗塁を記録し、走攻守揃った大型遊撃手として歴史に名を遺す選手へと成長しました。

2001年にテキサス・レンジャーズと10年額2億5200万ドルの超大型契約を結び、メジャーでも他に類を見ない大型契約が話題となりました。レンジャーズ時代は3年連続の本塁打王を獲得、2003年にはMVPに輝くなど、素晴らしい成績を残しました。

しかし、成績が低迷していたテキサス・レンジャーズはA.ロドリゲスの高額年俸がチーム立て直しの邪魔になっていると判断しました。A.ロドリゲスは2004年シーズンよりニューヨーク・ヤンキースに移籍します。

ヤンキースでもA.ロドリゲスは活躍し、2005年には自身2度目のMVP本塁打王、2007年には本塁打王と打点王を獲得するなど変わらぬ活躍を続けました。

しかし、2011年に怪我や不調の影響で「30本塁打・100打点」の連続記録が途絶えてからは成績を残せないシーズンが続きます。2013年には禁止薬物の使用が報じられ、2014年はシーズン全試合出場停止処分となりました。

復活のシーズンとなった2015年はバッシングを受けながらも、打率は.250ながらも33本塁打86打点の好成績を残し、通算3000本安打を達成させたのです。

2016年は不調に悩まされ引退を決意し、23年(実働22年)のメジャーでの選手生活を終えました。

アレックス・ロドリゲスは何が凄かった?特徴を解説

アレックス・ロドリゲスが他の選手と比較して、能力が突出しているのは以下の点です。

  1. 広角に打球を飛ばせる技術とパワー
  2. わずか4.2秒で一塁に到達する俊足

1.広角に打球を飛ばせる技術とパワー

A.ロドリゲスは右にも左にも強い打球を飛ばすことのできるバッターなのが特徴です。打球の弾道が非常に高く、フライアウトになりそうな角度だが、ミートした直後の打球速度が衰えることなく、そのままスタンドに入ります。

ミートしてから右手をすぐに放すため、片手一本で軽々スタンドに運んでいるように見えるのが特徴です。

気になるアレックス・ロドリゲス選手のプレー集は以下になります。

わずか4.2秒で一塁に到達する俊足

A.ロドリゲスはメジャー屈指のパワーヒッターでありながら、1塁到達タイムはわずか4.2秒という俊足を誇ります。盗塁王を獲得したことはありませんが、シーズン20盗塁以上を6度記録していました。

守備も機敏で守備範囲が広いのが特徴の選手でした。

アレックス・ロドリゲスは人間性に問題?スキャンダルを紹介

アレックス・ロドリゲスはプレー以外の話題にも事欠きませんでした。特に騒がせた話題として以下のようなものがあります。

  1. 2009年に2001-2003年シーズンのステロイド剤使用を認める
  2. 2013年にヒト成長ホルモンの使用によるバイオジェネシス・スキャンダル発覚
  3. 2012年に試合中にナンパしていたことが報じられる

禁止薬物の使用は絶対にいけませんが、その他にも女性関係でのスキャンダルも多かったですね。ストリッパーとのツーショットを撮られたりしたこともありました。また、高額で違法性の疑いもあるポーカーに興じている姿が報じられたこともあります。

アレックス・ロドリゲスの通算成績と表彰

最後にアレックス・ロドリゲスの通算成績を紹介します。

実働:22年

2784試合3115安打・打率.295・696本塁打・2086打点・329盗塁
※ホームラン数はMLB史上4位

首位打者 (1996年)

本塁打王 5回 (2001年-2003年、2005年、2007年)

打点王 2回 (2002年、2007年)

ゴールドグラブ賞 2回 (2002年-2003年)

アメリカンリーグ年間MVP 3回 (2003年、2005年、2007年)

シルバー・スラッガー賞 10回

ハンク・アーロン賞 4回

まとめ

アレックス・ロドリゲスは 薬物問題などトラブルメーカーな面もありましたが、MLB史上屈指の大型遊撃手であることは確かです。

ここまで打撃成績が優れたショートストップというのも、今後なかなか出てこないのではないでしょうか。

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