どうもマツローです。

デレク・ジーターは、MLBの超名門「ニューヨーク・ヤンキース」一筋で20年プレーし続けたスーパースターです。

ジーターは「ザ・キャプテン」「ニューヨークの貴公子」とも言われ、模範的なプレーで選手からもファンからも尊敬を集めました。この記事では、そんなデレク・ジーターについて詳しく紹介していきます。

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デレク・ジーターとはどんな選手?

まずはデレク・ジーターのプロフィールを簡単に紹介しましょう。

本名:Derek Sanderson Jeter

出身地:アメリカ ニュージャージー州

経歴:ニューヨーク・ヤンキース(1995-2014)

投打:右投右打

守備位置:遊撃手

デレク・ジーターはニューヨーク・ヤンキースで長く主将として活躍した、人気実力ともにメジャートップクラスのスーパースターです。

ジーターの背番号2はニューヨーク・ヤンキースの永久欠番となっています。

コンスタントに3割を超える打率を残す上に、チャンスにも強い確実性の高いバッターでもありました。

デレク・ジーターの華々しいプロキャリアを振り返る

デレク・ジーターは92年にドラフト1位でニューヨーク・ヤンキースからの指名を受けて、プロのキャリアをスタートさせ、95年からメジャーデビューします。

デビューイヤーは大きな活躍はできずに15試合の出場に終わりますが、デビュー2年目の96年は157試合に出場し、打率.314 10本塁打 78打点という好成績を残し、新人王を獲得しました。

そこからはコンスタントに3割を超える打率を残し(悪くても.290以上)、2003年にはニューヨークヤンキースのキャプテンに就任しました。

そこからも毎年試合に出場し続け、安定して3割前後の打率を残し続けました。

2012年はシーズン開幕当初から好調でしたが、デトロイト・タイガースとのALCS中に足首を骨折して戦線離脱。2013年シーズンは復帰と離脱を繰り返し、2014年に引退を発表しました。

引退後はマイアミ・マーリンズを実業家のブルース・シャーマンとともに買収し、2017年にマイアミ・マーリンズのCEOに就任しています。

デレク・ジーターの選手としての特徴は?

デレク・ジーターが他の選手と比較して、能力が突出しているのは以下の点です。

  1. 試合の流れを読み、臨機応変に対応できる
  2. 確実性のあるバッティングでチャンスに強い
  3. 走攻守すべてにおいて平均以上の能力を持つ

 

1.試合の流れを読み、臨機応変に対応できる

デレク・ジーターは非常にクレバーな選手で、試合の流れや状況に応じた適切な判断ができる選手でした。瞬時の判断が運命を分ける場面で、即座にベストと言える判断ができ、その能力は内野守備や走塁で生かされました。

2.確実性のあるバッティングでチャンスに強い

好不調の波が少なく、ゴロで安打を積み重ねていくタイプのバッターです。特にチャンスの場面での確実性に優れており、「キャプテン・クラッチ」の異名をとります。

各シーズンで安打数も打率も好成績ですが、不思議なことに首位打者等の主要打撃タイトルとは縁がありませんでした。

3.走攻守すべてにおいて平均以上の能力を持つ

走塁は常に2桁以上の盗塁をマークし続け、守備も5回のゴールドグラブ賞を獲るほどの実力の持ち主です。欠点のない選手で、走攻守どれをとってもメジャーリーグの平均点を上回という点でも高い次元のプレイヤーだったと言えるでしょう。

ジータ選手の華麗な守備は以下の動画で見ることが出来ます。
さすがMLB屈指のショートストップですね!

デレク・ジーターは人格者?人物像を象徴するエピソード

デレク・ジーターは人格者だという声が多くあり、選手からも信頼を集めています。そこで、デレク・ジーターの人間性を表すエピソードを集めました。

負けた日の取材に必ず答える

試合後の囲み取材に他の選手は帰る中、ジーターは最後まで残って答えるのは有名な話です。最後の一人の質問が終わるまで、一切帰ろうとせずに最後まで質問に答えます。

その一方で自分が活躍して勝利した日はそそくさと球場を後にし「自分よりも他の活躍した選手に話を聞いてあげて」と語りました。

負けたら責任をとり、勝ったら他の選手に譲るという、チーム想いのジーターを象徴するエピソードです。

チームメイトへの積極的な声かけ

ジーターはチームメイトが気持ちよく良いプレーができるように気を配り、積極的に選手に声掛けをします。

ヤンキースでジーターとともにプレーした田中将大も「ジーターがヤンキースに溶け込みやすいようにいろいろと気を遣ってくれた」と語っています。

デレク・ジーターの通算成績及び表彰

最後にジーターの通算成績を紹介します。

実働:20年
2747試合3465安打打率.310・260本塁打・1311打点・358盗塁

新人王 (1996年)

ワールドシリーズMVP (2000年)

シルバースラッガー賞 5回 (2006年 – 2009年、2012年)

ゴールドグラブ賞 5回 (2004年 – 2006年、2009年 – 2010年)

ハンク・アーロン賞2回(2006年、2009年)

オールスターMVP (2000年) など

まとめ

ジーターは選手からもファンからも愛される、名実ともに素晴らしいプレイヤーでした。

その根底にあるのは、ジーターが徹底していたチーム野球です。またメジャーリーグにジーターのような選手が現れると良いですね。

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