どうもマツローです。
今回はMLB史上屈指のキャッチャー、イバン・ロドリゲス選手について紹介します。
まずはイバン・ロドリゲスのプロフィールを簡単に紹介しましょう。
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イバン・ロドリゲス選手のプロフィール
出身地:プエルトリコ ベガ・バハ
経歴:テキサス・レンジャーズ (1991 – 2002)
フロリダ・マーリンズ (2003)
デトロイト・タイガース (2004 – 2008)
ニューヨーク・ヤンキース (2008)
ヒューストン・アストロズ (2009)
テキサス・レンジャーズ (2009)
ワシントン・ナショナルズ (2010 – 2011)
投打:右投右打
守備位置:捕手
イバン・ロドリゲスは捕手として2472試合に出場し、ゴールドグラブ賞を13回受賞したメジャーリーグを代表するキャッチャーで、2017年に野球殿堂入りを果たしています。
イバン・ロドリゲスのプロキャリアを振り返る
イバン・ロドリゲスは1988年にテキサス・レンジャーズと契約し、1991年に19歳でメジャーデビューを果たしました。デビュー戦から盗塁を試みた走者を2人とも刺すなど活躍し、メジャーリーグ史上最も若いキャッチャーとして注目されたのです。
1992年にはキャッチャーに定着し、オールスターゲームにも出場し、ゴールドグラブ賞も受賞します。オールスターゲームは10年連続出場を果たし、ゴールドグラブ賞も10年連続で受賞しました。
また、1995年から8年連続で打率3割を記録するなど、攻守ともにMLB屈指のキャッチャーとして長年君臨し続けました。
1999年には打率.332・35本塁打・113打点・25盗塁という文句のつけようのない成績を残し、アメリカンリーグMVPを受賞したのです。
しかし、翌2000年からは故障が目立つようになり、2001年、2002年と目立った活躍をすることができないまま、FAでテキサス・レンジャーズを退団しました。
2003年にはフロリダ・マーリンズに移籍し、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献します。
2004年にはデトロイト・タイガースに移籍し、1年目に打率.334・19本塁打・86打点を記録するなど活躍し、3年ぶりにゴールドグラブ賞を受賞しました。
2005年は打撃成績が低迷し、打率も3割を切りましたが、翌2006年には再び打率3割を超える活躍を見せ、チームのリーグ優勝に貢献し、ゴールドグラブ賞を受賞。
2007年は129試合に出場し、2年連続となる13度目のゴールドグラブ賞を獲得するなど活躍しましたが、2008年7月にニューヨーク・ヤンキースに移籍しました。
2009年にはヒューストン・アストロズに移籍し、8月にはテキサス・レンジャーズ、2010年はワシントン・ナショナルズに移籍し、2012年に引退しました。
イバン・ロドリゲスは守備と攻撃の能力について解説
イバン・ロドリゲスは守備、攻撃ともに優れた選手でした。
捕手としての出場試合数は2472試合とメジャーリーグ最多であり、ゴールドグラブ賞13回という記録も最多記録です。
守備面では強肩かつ正確なスローイングを武器にしており、6年連続を含む通算9度の盗塁阻止率1位に輝いています。
また2001年の盗塁阻止率は驚異の.603で、3割を超えたら優秀と言われる盗塁阻止率を、通算でも.457という非常に素晴らしい記録を残しています。
イバン・ロドリゲス選手の衝撃の強肩動画が以下となります。スケールが大きすぎてさすがメジャーリーグという感じですね!
打者としても通算打率は.296と3割に近く、通算2844安打、311本塁打という一流打者と言って遜色ない通算成績を残しています。
守備にも打撃にも優れた捕手であったため、レギュラーからなかなか離れず、記録を伸ばし続けることができたのでしょう。
イバン・ロドリゲスの通算成績と表彰
最後にイバン・ロドリゲスの通算成績を紹介します。
実働:21年
2543試合 打率.296 311本塁打 1332打点 2844安打 127盗塁
MVP (1999年)
ゴールドグラブ賞 13回 (1992年-2001年、2004年、2006年-2007年)
シルバースラッガー賞 7回(1994年-1999年、2004年)
野球殿堂入り(2017年)
ゴールドグラブ賞13回というのは、捕手として歴代最多の受賞回数です。
また、捕手として出場した試合2427試合、14864刺殺というのもメジャーリーグの捕手の中で史上最高の記録となっています。
まとめ
イバン・ロドリゲスは堅守のキャッチャーでありながらも、類まれなバッティングセンスで右中間に鋭い打球を飛ばす中距離ヒッターでした。
捕手の守備機会と同時に安打も積み重ね、チームの攻守の要として機能する優秀なキャッチャーだったと言えるでしょう。
また、イバン・ロドリゲスのような優秀なキャッチャーがメジャーリーグに現れることを期待したいですね。
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