【1973年度】イチロー世代ベストナイン

どうもマツローです。

2019年NPB、MLBで長年活躍してきたプロ野球人生を引退したイチロー選手。オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)やシアトル・マリナーズで華麗なる成績を残してきました。

そんなイチロー選手には数々のライバルがおり、切磋琢磨しつつ日本球界を盛り上げてくださいました。「イチロー世代」そう呼ばれた世代には今も、野球史に名を残す名選手が沢山います。そんな名選手揃いのイチロー世代の選手達で、ベストナインを組んでみました。

まるで夢のようなオールスターが勢ぞろいです。

※メジャーで活躍した選手は日米の通算を掲載しています。外国人選手は日本での記録のみの掲載です。

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野手

1番:イチロー(右翼手)

通算成績=.3224367安打・235本塁打・1309打点・708盗塁
キャリアハイ=1994年 .385210安打・13本塁打・80打点

イチロー世代の一番はもちろんイチロー選手です。日本では前人未到の7年連続首位打者、MLBでも数々の偉大な記録を打ち立てており、将来のMLB殿堂入りが確実視されている日本球界最高のスーパースターです。イチロー選手は地元メディアに、マリナーズに影響を与えた5人に選出されています。

2番:坪井智哉(中堅手)

通算成績=.292・976安打・265打点・50盗塁
キャリアハイ=2003年 .330・146安打・40打点・13盗塁

阪神、日本ハム、オリックス、そして独立リーグと多数の球団を渡り歩き渋いバッティングで人気者だった坪井さん。かつてはイチロー選手と比較されることもとても多かった逸材です。野球に対して非常にストイックで食生活は奥さんと共に、徹底的に管理していたそうです。プロ意識の高さが伺えますよね。

3番:小笠原道大(一塁手)

通算成績=.3102120安打・378本塁打・1169打点
キャリアハイ=2001年 .339・195安打・32本塁打・86打点

愛称は「ガッツ」で北のサムライと恐れられていた小笠原さん。巨人へ移籍後はトレードマークだった口髭もきれいさっぱり剃り落とし、心機一転しチームへ大きく貢献しました。特に巨人ファンからは「救世主」と呼ばれることも多く、丁度低迷期だった巨人を救った一人と言われています。

4番:松中信彦(DH)

通算成績=.296・1767安打・352本塁打・1168打点
キャリアハイ=2004年 .358・171安打・44本塁打120打点 ※三冠王

平成で唯一、三冠王のタイトルを獲得している松中さん。さらに凄いのは、日本球界で初めて3シーズン連続120打点という記録も達成しています。この記録は4番としての責務を果たしていなければ達成できない大記録でしょう。引退会見の際は「チャンスがあればホークスの指導者に」と発言していますので、いずれは監督として宙を舞う姿が見るのが楽しみですね。

5番:中村紀洋(三塁手)

通算成績=.266・2106安打404本塁打1351打点
キャリアハイ=2001年 .320・168安打・46本塁打132打点

イチロー世代の三塁名手といえば“ミスターフルスイング”こと「ノリさん」をおいて他にはいないでしょう。広角に長打を打てるパワフルな打撃と、柔らかいグラブさばきと強肩で魅せる華麗な守備はまさに花形ポジションであるサードの代表的な選手といえるでしょう。

6番:磯部公一(左翼手)

通算成績=.281・1225安打・97本塁打・517打点
キャリアハイ=2001年 .320・172安打・17本塁打・95打点

近鉄バファローズ最後の選手会長として名を残す磯部さん。2004年の球界再編問題の際に選手分配ドラフトで楽天へ移籍し、楽天の基盤を作りました。現役引退後は楽天のコーチを勤め、若手選手を育成し優勝争いができるチームを作り、2018年にはコーチ業も引退し野球解説者として活躍しています。

7番:塩崎真(二塁手)

通算成績=.258・820安打・35本塁打・261打点
キャリアハイ=2006年 .278・114安打・9本塁打・31打点

オリックスに入団後早々に頭角を現し、プロ入り1年目で年間100試合出場を記録した塩崎さん。内野、外野どこでも守れるオールマイティーなプレーヤーでした。球団再編による選手分配ドラフトでオリックスと契約し、その年は三塁手として活躍しました。翌年の開幕では二塁手としてスタメン起用されていますから、本当にどこでも守れるユーティリティな選手だったことが伺えますね。

8番:高木大成(捕手)

通算成績=.263・599安打・56本塁打・319打点
キャリアハイ=1998年 .276・139安打・17本塁打・84打点

高木大成さんは1995年ドラフト1位で西武に入団し、短いプロ生活ながらも名捕手伊東勤の後継者として活躍しました。打撃センスがとても優れているため、首脳陣からは内野手への転向を進められた高木さんはそのまま打力を活かすためにコンバートを決めたそうです。あだ名は「プリンス・オブ・レオ」と呼ばれ、ファンにとても愛されていました。

9番:小坂誠(遊撃手)

通算成績=.251・1069安打・279盗塁・267犠打
キャリアハイ=1999年 .280・135安打・31盗塁・42犠打

プロ野球選手としては小柄な体格でしたが、それを感じさせない非常に華麗な守備で多くの野球ファンを魅了した小坂さん。新人として迎えた開幕早々に遊撃手のスタメンとして活躍し、その年は新人王のタイトルを獲得しました。

守備だけではなく俊足も魅力の一つで、盗塁王の獲得経験もあります。ロッテを日本一に導いた一人で間違いないですよね。また巨人に移籍後は遊撃手ではなく、二塁手として当時遊撃手のレギュラーだった二岡智宏さんと二遊間コンビを組んでいました。

投手

石井一久(先発)

通算成績=防御率3.80・182勝・27完投・2550奪三振
キャリアハイ=2000年 防御率2.61・10勝・210奪三振

石井さんはかつて、夏の甲子園を奪三振ショーで沸かせ、球界、ファンの注目を集めたまま1991年にヤクルトへドラフト1位で入団しエースとして活躍しました。2002年からはメジャーのロサンゼルス・ドジャースへ移籍し活躍。その後メッツに移籍してプレーしたのち、古巣であるヤクルトへ復帰。晩年は西武でプレーをし、選手生活に幕を閉じました。

引退後はなんと吉本興業に入社。一般社員としての職務と、野球解説者としての職務、二足の草鞋で活動していました。2018年からは星野仙一さんの後釜として楽天のゼネラルマネージャーに就任しています。

三浦大輔(中継ぎ)

通算成績=防御率3.60・172勝・78完投
キャリアハイ=2005年 防御率2.52・12勝・10完投

「ハマの番長」を中継ぎで起用するのはもったいないでしょうか。素敵なリーゼントがトレードマークで横浜ファンのみならず、プロ野球ファンに愛された三浦さん。三浦さんの引退時には根岸線のホームの電光掲示板に「番長よ永遠なれ」と記載されるほど熱愛されていました。

また三浦さんは無類の競馬好きとしても有名で、2011年に現役選手としてはじめて競走馬を所有し馬主登録を行いました。2018年時点で5頭の競走馬を所有していますが、いずれも名前に「リーゼント」が入っています。とてもわかりやすいですね。

薮田安彦(抑え)

通算成績=防御率3.97・51勝・112ホールド
キャリアハイ=2007年 防御率2.73・4勝・34ホールド

ロッテにドラフト2位で入団し、最初は先発として起用されていた薮田さん。のちにバレンタイン監督のテコ入れにより、中継ぎへ転向しました。転向するとすぐに実力を発揮。なんと先発時代と比較して、平均球速が10キロほど速くなったそうです。また防御率も9年目にして初めて2点台を記録し、翌年には中継ぎ投手としてオールスターに出場、日本一にも輝く等、華々しい活躍を見せてくれました。

その後は最優秀中継ぎ投手のタイトルを引っ提げ、メジャーへ挑戦した後、古巣ロッテへ復帰して選手生活を終えました。

戦力評価※(筆者の独断です)

攻撃力

守備力

機動力

投手力

イチロー世代で組んだベストナインはいかがでしたか?

どのポジションにもまんべんなく実力者が揃い、名球会メンバーが3名MLB経験者4名とかなり強力な世代と言えるのではないでしょうか。特に1番からクリーンナップにかけてのメンバーは恐らく史上最強クラスかと思われます( ゚Д゚)

他にも沢山の名選手が軒を連ねているので、どの選手をどう起用するのか非常に悩ましいところですよね。他の選手バージョンもぜひ、考えてみてください。

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