【1980年度】松坂世代ベストナイン

どうもマツローです。

「平成の怪物」と呼ばれ甲子園を沸かせ、プロ入り後は西武ライオンズの絶対的エースとして大活躍しプロ野球を盛り上げた松坂大輔選手。現在はソフトバンクから中日へ移籍し、昨シーズンは見事復活し、さらなる飛躍を目指しいています。

そんな松坂選手と同じ世代で活躍した選手らは、坂世代”と呼ばれています。例えば2018年シーズンで引退した巨人の杉内俊哉さんや、代打の切り札として巨人、日本ハムで活躍した矢野謙次さんなどそうそうたる顔ぶれです。

素晴らしい選手が多数いる松坂世代でベストナインを作ってみました。ぜひご覧ください。

※2018年度の時点での現役選手の通算成績は2018年シーズン終了後のデータを掲載しています。またメジャーで活躍した選手は日米の通算を掲載しています。

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野手

1番:森本稀哲(中堅手)

通算成績=.259・904安打・267打点・106盗塁・188犠打
キャリアハイ=2007年 .300・175安打・31盗塁・17犠打

野球界の大スター、パ・リーグ人気の立役者新庄剛志さんの愛弟子でもある森本さん。新庄さんと共に札幌ドームで様々なパフォーマンスを行い、ファンを喜ばせました。また新庄さん引退後はその意思を受け継ぎさらにファンを喜ばせるイベントを企画。横浜、西武に移籍後もそれぞれの球団で盛り上げ役を買ってでました。その為か、どの球団の解説でも引っ張りだこ。非常に分かりやすく面白い野球解説者として人気者ですね。

2番:東手輝裕(遊撃手)

通算成績=.268・1366安打・143盗塁・264犠打
キャリアハイ=2008年 .310・162安打・13盗塁・24犠打

東出さんは広島一筋でプロ野球生活を送り、プロ野球選手会第12代理事長を務めた経験もあります。とても野球センスに優れていて、甲子園で活躍した姿は野球評論家の間では「天才」と評価されるものでした。現役引退後も広島に貢献するべく、2016年からは1軍の打撃コーチを務めていて、日々若手育成に尽力しています。

3番:小谷野栄一(一塁手)

通算成績=.264・1260安打・71本塁打・566打点
キャリアハイ=2010年 .311・177安打・16本塁打・109打点

現在楽天で1軍打撃コーチを務めている、小谷野さん。愛称は「栄ちゃん」と呼ばれ、ファンにとても親しまれていました。日本ハム時代には4番を任されることもあるなど、勝負強いバッターとして重宝され、オリックスへ移籍後もここぞという場面で活躍してくれました。性格はわりと攻撃的ですが、ユーモアあふれる優しい一面も持ち合わせているそうです。

4番:村田修一(三塁手)

通算成績=.269・1865安打・360本塁打・1123打点
キャリアハイ=2008年 .323・158安打・46本塁打・114打点

右打ちの広角打法が特徴の村田さん。打撃力の素晴らしさだけではなく、高い守備力にも定評がありました。またとても熱い性格で、野球への情熱は人一倍。後輩たちの手本としても優秀な人物でありました。自身の経験を活かし、新生児医療に関する慈善活動に尽力しており多額の寄付をしている素晴らしい方です。

5番:後藤武敏(DH)

通算成績=.254・312安打・52本塁打・184打点
キャリアハイ=2008年 .301・50安打・12本塁打・27打点

高校時代は横浜高校で松坂投手と共に春夏連覇を達成し、西武へ自由獲得枠で入団した後藤さん。

愛称は「ゴメス」で、登録名に使用していたこともあります。新人で4番に座るなど首脳陣に大変期待されたホームランバッターで、西武のAクラス入りを支えてきました。2018年シーズンをもって、引退してしまいましたが2019年からは楽天でコーチに就任するということですので、今後は育成者としての活躍に期待しましょう。

6番:矢野謙次(左翼手)

通算成績=.262・374安打・29本塁打・153打点
キャリアハイ=2006年 .269・90安打・6本塁打・30打点・11盗塁

矢野さんは巨人から日本ハムへ移籍後早々に活躍し、お立ち台で「ファイターズ最高!」の決めセリフで道民の心を掴みました。矢野さんの凄いところはプロ人生で一度も規定打席に到達しなかったにも関わらず、2003年から2018年という長い現役生活を送ったことではないでしょうか。それだけ矢野さんの勝負強さや人柄が首脳陣に支持されていたということですよね。今後は日本ハムの特命コーチとして活動するようなので、どんなチーム作りをしてくれるのか楽しみですね。

7番:赤田将吾(右翼手)

通算成績=.255・643安打・211打点・75盗塁
キャリアハイ=2006年 .293・132安打・34打点・16盗塁

現在西武の1軍打撃コーチを務め、日々選手の成長をサポートしている赤田さん。晩年はオリックス、日本ハムで過ごしました。入団時は守備の上手さを評価され、西武ドラフト2位で入りなんとその年のフレッシュオールスターにも先発出場。そのまま1軍に昇格し13試合に出場しました。

その後は選手会長も務める等、プレーだけではなくチームを引っ張る役割も担う等様々な面で活躍を見せてくれました。

8番:渡辺直人(二塁手)

通算成績=.260・852安打・115盗塁・183犠打
キャリアハイ=2009年 .276・128安打・26盗塁・19犠打

2006年に楽天にドラフト5位で入団しその後、横浜、西武と渡り歩いて現在は古巣の楽天でプレーをしている渡辺選手。優秀な遊撃手として三菱ふそう川崎の社会人チームで活躍していました。国際大会にも出場した経験も持っています。また守備力が高く、2009年と2010年に遊撃手としてリーグ1位の守備率を記録しています。今後の活躍にも期待ですね。

9番:實松一成(捕手)

通算成績=.168・137安打・20本塁打・58打点
キャリアハイ=2001年 .195・29安打・6本塁打・19打点

投手のことを第一に考えたリードでチームを引っ張って来た實松さん。とても勉強熱心でかつ聞き上手な性格で、投手からの信頼も非常に厚い選手でした。日本ハムに入団後はなかなか芽が出ませんでしたが、それでも着々と実績を重ねていました。その後巨人に入団し数試合スタメンマスクをかぶるようになり、アジアシリーズでもスタメン出場する等結果を残し、最後は古巣の日本ハムで現役生活を終えました。

投手

松坂大輔(先発)

通算成績=防御率3.50・170勝・73完投・2128奪三振
キャリアハイ=2006年 防御率2.13・17勝・13完投・200奪三振

「松坂世代」と呼ばれる所以はもちろんこの選手ですよね。現在、中日で不死鳥のごとく復活を果たし、改めてそのポテンシャルの高さを評価されている松坂選手。2018年オフには各テレビ局のバラエティー番組に引っ張りだこで、人気の高さを伺わせます。事実、松坂選手が移籍した後のナゴヤドームの観客動員数が増えたそうなので、人気実力共に衰えを知らない選手です。

杉内俊哉(中継ぎ)

通算成績=防御率2.95・142勝・2156奪三振
キャリアハイ=2005年 防御率2.11・18勝・218奪三振 ※沢村賞

2018年シーズンで惜しまれながらも引退し、ソフトバンク、巨人ファンへ感謝の気持ちを述べた杉内選手。巨人時代には交流戦で日本人選手として初めてノーヒットノーランを達成した才気溢れる投手でした。また童顔で愛らしい顔をしているので、女性人気は高くソフトバンク時代からずっと追いかけている女性ファンも多かったそうです。

藤川球児(抑え)

通算成績=防御率2.15・227セーブ・140ホールド
キャリアハイ=2007年 防御率1.6346セーブWHIP0.82

先日阪神と推定年俸1.4億円で契約更改を終えた藤川選手。ご存知の方も多いと思いますが、実はスイッチヒッターでもあります。投球術としては武器の「火の玉ストレート」を駆使して打者を三振に打ち取るスタイルで、中継ぎのエースとして活躍しています。現在は阪神の守護神を任されることが多いので、来期もぜひ活躍してほしいですね。

戦力評価※(筆者の独断です)

攻撃力

守備力

機動力

投手力

松坂世代ベストナインいかがだったでしょうか?

残念ながら現在の所名球会入りメンバーは出ておりませんが、MLB経験者が2名選出されてます。

松坂世代の特徴は何といっても“投手力”。松坂投手に追い付け追い越せと各投手が切磋琢磨したことで全体的に投手のレベルが非常に高く、今回惜しくも漏れてしまいましたが、他にも和田毅投手、館山昌平投手、新垣渚投手等そうそうたるメンバーがいます。

2018年は松坂世代の選手が多数引退した年になりましたが、まだまだ現役バリバリで活躍する選手も多数いらっしゃいます。2019年シーズンは各々がどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみですね。

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