【NPB最強打者】通算OPSランキング BEST20【歴代最高打者】

どうもマツローです。

OPSとは打者が出塁する確率である「出塁率」と、どれだけの長打を打てるかを表す「長打率」を足したもので、得点との相関性は「打率・出塁率・長打率」よりも高いと言われています。

そんなチームの勝利に大きく関わるOPSの高い選手こそ、【歴代最高打者】の称号にふさわしいといえます。

そこで今回の記事では、NPBで4000打数以上を達成した打者の通算OPSを、ランキング形式で上位20位までを紹介します。

スポンサーリンク

NPB通算OPSランキングBEST20

通算OPSランキングBEST20
順位 選手名  通算OPS 通算打数 通算安打数 通算打率
1位  王貞治   1.080  9250打数 2786安打  .301

2位  松井秀喜  .996  4572打数 1390安打  .304

3位  A.カブレラ .990  4510打数 1368安打  .303

4位  落合博満  .987  7627打数 2371安打  .311

5位  T.ローズ  .940  6274打数 1792安打  .286

6位  張本勲   .933  9666打数 3085安打  .319

7位  中西大   .932  4116打数 1262安打  .307

8位  小笠原道大 .929  6828打数 2120安打  .310

9位  ブーマーW. .927  4451打数 1413安打  .317

10位 松中信彦  .925  5964打数 1767安打  .296

11位 レロン・リー.924  4934打数 1579安打  .320

12位 山本浩二  .923  8052打数 2339安打  .290

13位 長嶋茂雄  .918  8094打数 2471安打  .305

14位 掛布雅之  .913  5673打数 1656安打  .292

15位 清原和博  .909  7814打数 2122安打  .272

16位 門田博光  .907  8868打数 2566安打  .289

17位 レオン・リー.902  4667打数 1436安打  .308

18位 山内一弘  .900  7702打数 2271安打  .295

19位 田淵幸一  .896  5881打数 1532安打  .260

20位 和田一浩  .892  6766打数 2050安打  .303

※4000打数以上達成打者を対象に計算しています
※OPSは小数点3位以下は四捨五入して計算しています

次に歴代通算OPSランキング上位5選手について、簡単にご紹介します。

【通算OPSランキング5位 T.ローズ選手】

アストロズ・カブス・レッドソックスの3球団を経て近鉄へ入団したタフィー・ローズ選手は、適応力が高く初年度からフルイニング出場しチーム三冠王の成績をマークします。

以降、1度引退を挟みながら巨人・シンシナティレッズ・オリックスで活躍し、本塁打王4回・打点王3回・最高出塁率1回を獲得

近鉄入団6年目には王選手以来となる、当時の日本タイ記録となるシーズン55本塁打を達成しました。

また、450本塁打・1500試合出場・1000得点・300二塁打・3500塁打を達成した選手は、外国人選手としては初の記録。

現在もNPBでの通算本塁打数歴代13位であり、外国人選手では1位。シーズン本塁打数は、王選手・カブレラ選手と並び歴代2位タイ記録です。

【通算OPSランキング4位 落合博満選手】

現役時代に数々の伝説を残した落合博満選手といえば、長打力もさることながら巧みなバットコントロールが魅力の選手です。

社会人チーム・東芝府中からロッテへ入団後、4年目にNPB史上最年少で三冠王に輝くと、1985年・1986年と3度の三冠王を獲得します。

以降、中日・巨人・日ハムを渡り歩き、首位打者・本塁打王・打点王・最多勝利打点を5回獲得最高出塁率は7度獲得しました。

1986年の出塁率.487は、現在も破られていない日本記録。また通算打率より通算得点圏打率のほうが高いことから、勝負強さも相手投手に恐怖を与えていたのではないでしょうか。

【通算OPSランキング3位 A.カブレラ選手】

シカゴ・カブスとのマイナー契約から野球人生が始まったアレックス・カブレラ選手は、その後メキシコリーグ・台湾リーグを経て、ダイヤモンドバックスとマイナー契約終了後、西武へ入団が決まります。

入団後は圧倒的な長打力で、NPB初年度の最多記録となる49本塁打をマーク。2年目には王選手・タフィ・ローズ選手と並び、当時日本タイ記録となるシーズン55本塁打を達成し、リーグMVPを受賞します。

その後オリックス・ホークスと渡り歩きましたが、どのチームでもリーグ最高のOPSを記録。リーグ平均の打者が代わりに出場していた場合に比べてどれだけの得点をもたらしたかを表す「RCAA」では外国人選手の中で歴代通算2位、RCAAを勝利数に変換した「RCWIN」のシーズン記録では外国人選手の中で歴代2位を記録しています。

【通算OPSランキング2位 松井秀喜選手】

高校野球で5打席連続敬遠という伝説を残し、鳴り物入りで巨人へ入団した松井秀喜選手は、ルーキーイヤーから高卒選手としてのセ・リーグ本塁打記録を残すなど、噂に違わぬ活躍をみせました。

そして4年目に苦手だった内角球を克服したことで打撃がさらに開花。以降、本塁打王3回・打点王3回・最高出塁率3回を受賞し、MLB移籍までの10年間でマークした332本塁打は、高卒10シーズンでの本塁打ランキングでは王選手に次ぐ2位となりました。

また史上3人目となるフルイニングでの首位打者も受賞しており、まさに勝負強さも兼ね揃えた平成を代表する長距離打者と言えます。

【通算OPSランキング1位 王貞治選手】

王貞治選手といえば、選手としても監督としても一世を風靡した昭和の長距離打者ということは、皆様ご存知だと思います。そんな王選手は早稲田実業卒業後、巨人入団当初は投打を期待された選手でした。

しかし入団後すぐに投手に見切りをつけ、打者に専念。4年目に一本足打法にたどり着いたことで打撃の才能が目覚めます。

以降、現役時代のほとんどのシーズンでリーグ最高の出塁率を記録し、通算記録では王選手の代名詞ともいえる通算本塁打記録をはじめ、得点・打点・塁打・出塁率・長打率でNPB歴代最高記録をマーク。

通算四球・敬遠数も日本記録となっていることが、当時の王選手の打者としての凄味を物語っています。

NPB通算OPSランキングまとめ

チームの勝利への貢献度が高いOPSを通算成績でランキングすると、上位20名には各チームの歴代長距離打者の名が勢ぞろいします。また、長距離打者であるからこそストライクゾーンの際どいところを攻められたり勝負を避けられたりしますので、四球・敬遠の数も増加傾向にあります。

ちなみに現役選手で4000打席以上を達成している選手の通算OPSランキング上位3名は、以下のようになります。

現役のOPS上位選手
1位 福留孝介
OPS.886 6179打数 1808安打
打率.293(通算OPSランキング22位)

2位 中村剛也
OPS.872 5233打数 1325安打
打率.253(通算OPSランキング29位)

3位 阿部慎之助
OPS.862 7356打数 2085安打
打率.283(通算OPSランキング34位)

今後の活躍により、現役選手が上記ランキングに入る可能性もありますし、山田哲人選手や柳田悠岐選手なども、今後ランキング上位に入る可能性もあります。歴代最高打者の栄光に思いを馳せ、いつしか目の前で応援する選手が偉大な選手たちに肩を並べる日が来るよう、心から応援したいと思います。

※他にこんな記事もあります。

【NPB】日本人歴代最強5ツールプレイヤーランキング

2019年3月21日

【MLB・NPB】日本人の歴代最強捕手は誰だ!【史上最強捕手ランキング】

2019年3月9日

【2019年最新版】NPB通算打率ランキングBEST20【4000打数以上】

2019年2月20日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です