【2019年】日本人メジャーリーガーここに注目!【評価・成績】

どうもマツローです。

先日長きに渡ってMLBで活躍したイチロー選手が現役引退を表明しましたが、今年も多くの日本人メジャーリーガーが活躍を期待され、海を渡ります。

一昔前まではメジャーリーグへの移籍を「挑戦」という言葉で応援していましたが、今では日本人メジャーリーガーにとってMLBは夢の舞台であっても挑戦の場ではなく、応援する私たちも選手がどれだけ活躍できるかを楽しみに見守る、という感覚の方が多いのではないでしょうか。

そこで今回はMLB2019年シーズンで注目しておきたい日本人メジャーリーガーを、厳選して2名ご紹介します。

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日本人最速左腕!平成最後の日本人メジャーリーガー【シアトル・マリナーズ 菊池雄星選手】

プロフィール
経歴:花巻東高・埼玉西武ライオンズ(2010-2018年)・シアトル・マリナーズ(2019年-)

ポジション:投手 左投左打

成績(NPB通算)
580試合 73勝 46敗 防3.08 903奪三振

菊池雄星選手は1996年にマック鈴木選手がシアトル・マリナーズへ入団してから、10人目となる日本人メジャーリーガーです。

生まれ育った岩手県の名門校・花巻東高で甲子園を沸かせた菊池雄星選手は、2009年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団が決まります。

ルーキーイヤーは故障の影響でリハビリに費やし、2年目に初勝利。細かな不調や故障を乗り越え、7年目となる2016年に初の開幕投手・初の二桁勝利をあげると、翌2017年には最優秀防御率を獲得し、巨人・菅野智之選手と沢村賞を争うほどの活躍をみせました。

そんな菊池雄星選手はドラフト前よりMLBへの憧れが強く、2018年オフにポスティングシステムを利用し、MLBア・リーグ西地区に属するシアトル・マリナーズへ入団が決まります。

2019年のマリナーズは同オフに正捕手のズニーノ選手や二塁手のカノ選手をはじめ、左のエース・パクストン選手や守護神・ディアス選手をトレードで放出し、大きなチーム変革期にあります。このトレードによってマリナーズは期待の若手選手を多く獲得し、中でも菊池選手は「多くのスター選手を放出したが、ユウセイ・キクチ選手の獲得で素晴らしいローテーションを組めるかもしれない」と、アメリカのスポーツ誌でも高い評価を得ています。

また同リーグには大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンジェルスがあることから、海を渡った花巻東高の先輩・後輩対決も注目したいところです。

打者ショウヘイ・オオタニへの期待【ロサンゼルス・エンジェルス 大谷翔平選手】

プロフィール
経歴:花巻東高・北海道日本ハムファイターズ(2013-2017年)・ロサンゼルス・エンジェルス(2018年-)

ポジション:投手・外野手 右投左打

投手成績(2018年)
10試合 4勝 2敗 防3.31 63奪三振

野手成績(2018年)
114試合 打率.285 22本塁打 61打点 10盗塁

昨年オフに右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、2019年は投手としての登板は不可能となった大谷翔平選手ですが、打者1本で勝負する大谷選手にも注目の日本人メジャーリーガーとして熱い期待が寄せられています。

大谷選手は地元・花巻東高でアマチュア野球史上最速の160kmを記録し、2012年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズへ入団が決まります。

ルーキーイヤーは投手と野手の二刀流が話題となり、江夏豊選手以来となる高卒新人初勝利・初本塁打をあげ、翌2014年は投手として二桁勝利、野手として二桁本塁打を記録。2017年オフにポスティングシステムを利用し、MLBア・リーグ西地区に属するロサンゼルス・エンジェルスへ入団しました。

エンジェルスではルーキーイヤーから文字通り投打にわたる活躍で「ベーブルースの再来」と言われ、メジャー史上初の10登板・20本塁打・10盗塁を達成ア・リーグ新人王に選ばれます

現在リハビリ中の大谷選手ですが、MLB公式サイトでは「各球団の2019年にワクワクするひとつの理由」に、打者に集中するエンジェルス・大谷選手をあげており、2年目のシーズンも大きな注目を集めています。

そんなエンジェルスは2019年、新監督を迎え新たな船出となります。元捕手である新監督のブラッド・オースマス監督は2017年オフよりフロント入りしているので、大谷選手の術後の状態や復帰プランもしっかり把握しており、バックアップ体制も充分。リハビリは順調で5月の復帰を目指していますが、球団はあくまでも「2020年の二刀流完全復帰」を目指し慎重な姿勢をとっています。

しかし打者のみでの勝負とはいえ、大谷選手は長打に加え盗塁も期待できる選手です。投手として一流の刀を持つ大谷選手の、もう一方の「野手」としての刀の実力発揮が楽しみですね。

2019年注目の日本人メジャーリーガー

今回は日本人メジャーリーガーとして特に注目の高い菊池選手と大谷選手をあげましたが、他にも注目の日本人メジャーリーガーとして、シカゴ・カブスのダルビッシュ有選手やダイヤモンド・バックスの平野佳寿選手があげられます。

ダルビッシュ選手はCBSスポーツで「キャンプで最も実力をアピールできる選手」として特集された一人。昨年は中継ぎ・抑えに大車輪の活躍をした平野選手は、今季守護神争いに参戦する勢いを見せています。両者の活躍にも注目したいところです。

また気の早い話ですが、将来的に広島・菊池涼介選手や横浜・筒香嘉智選手もMLB移籍を表明し、MLBからは楽天・則本昂大選手や巨人・菅野智之選手に注目が集まっているそうです。

MLBで活躍するすべての選手の、私たちの予想を凌駕する活躍に期待しましょう。

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