どうもマツローです。
ダイビングキャッチや華麗なグラブ捌き、素早い送球に見事なコンビネーションでの併殺プレー。
守備の上手い内野手のプレーには華がありますよね。
そこで今回は内野のポジション別に守備の名手をご紹介します。
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Contents
一塁手
まずは守備の上手い一塁手をご紹介します。
一塁手は打撃力をかわれて起用されている外国人も多いポジションです。
そのため、簡単なポジションだと、勘違いされがちです。
しかし、守備機会も多くショートバウンドの送球をアウトにできるかどうかで試合の流れも大きく変わる重要なポジション。
そんな一塁の名手をご紹介します。
アンディ・シーツ
広島と阪神で活躍したシーツです。
広島では主に遊撃手を務めていましたが阪神に移籍してからは一塁手として活躍しました。
シーツのグラブさばきで微妙な送球もアウトにします。
また、送球や状況判断も的確で安定感抜群の一塁手です。
駒田徳広
横浜・巨人で活躍した駒田も守備の名手として知られています。
柔らかいグラブさばきに加え190㎝を超える長身と長い手足を活かした守備がウリ。
送球が多少それても長い手足を活かしてアウトにしてしまうのでチームのピンチを何度も救いました。
二塁手
二塁手は比較的小柄の選手が多く素早い動きでボールを捌く名手が多く存在します。
では華麗な守備を見せる二塁の名手をご紹介します。
菊池涼介
言わずと知れた現在日本球界No.1の守備の名手です。
WBCなどの国際大会にも出場し、広い守備範囲と忍者のようなアクロバティックな守備で世界を驚かせました。
普通の二塁手であれば打った瞬間に諦めるような打球でもアウトにしてしまう驚異的な守備能力の持ち主です。
辻発彦
西武の黄金時代を支えた名二塁手です。
二塁手としてゴールデングラブ賞を8回も獲得しており自他共に認める守備の名手。
野村克也さんも「日本のプロ野球史上最高のセカンドは辻だ」と発言するなど名監督からの評価も高い選手で、強い西武を引っ張った堅実な二塁手です。
三塁手
ホットコーナーとも呼ばれ元気でチームの精神的支柱である選手が多い三塁手。
三塁手がファインプレーを見せるとチーム全体が盛り上がります。
進藤 達哉
横浜ベイスターズが優勝した年に主に三塁を守っていた進藤選手。
三塁線を抜けるかという打球を好捕して素早く送球して何度もヒット性の当たりをアウトにして来ました。
球際の強さがウリの三塁手です。
中村紀洋
豪快なバッティングのイメージが強い中村選手ですが、実は三塁守備の名手です。
体に似合わず、素早い動きでバント処理などの前後の動きにも強い三塁手。
また送球も正確で何度もゴールデングラブ賞を獲得しています。
遊撃手
遊撃手は内野の中でも華があり名手も多い激戦のポジションです。
深い位置から一塁への送球でアウトにできるかどうかはチームの成績を大きく左右します。
小坂誠
守備の名手と言えばまずこの人を思い浮かべる人も多いでしょう。
小坂選手は小柄な体格ながら卓越した守備能力で厳しいプロ野球の世界で一時代を築いた守備の名手です。
広い守備範囲と柔らかいグラブ捌き、正確なスローイング、どれをとっても超一流の内野手です。
さらに小坂選手のすごいところは打球の行方を予測する能力。
投手の投げる球や打者の傾向を掴んでおり、一球毎にポジションを変えています。そのため、ヒットと思われたあたりが、いるはずのないところに小坂選手がいて楽々アウトということも多くありました。
城島健司捕手が「小坂さんがいると毎試合ヒットを一本損する」と嘆いたほど相手チームからは嫌がられる存在でした。
宮本慎也
宮本選手のすごさは常に基本に忠実なプレーを徹底していることです。
守備のお手本のような動きでしっかりと捕球し、スローイングします。
基本に忠実であるあまり、難なくこなしているようにも見えるためファインプレーに見えづらい点も宮本選手の特徴。
野球少年たちにも真似してほしい、お手本のような守備の名手です。
内野の名コンビ
内野の守備はコンビネーションも大切です。
内野守備の名コンビをご紹介します。
荒木・井端(中日ドラゴンズ)
内野守備の名コンビと言えばやはりこの2人。
アライバの二遊間は鉄壁の守備を誇り中日ドラゴンズの黄金時代を支えました。
二塁手の荒木選手が体制を崩した時に井端選手にトスし、井端選手が一塁に送球してアウトにしたプレーはあまりにも有名。
2人の巧みな守備でセンターに抜けようかと言う当たりを何度も併殺にとってピンチを脱していました。
小坂・酒井
ロッテの小坂・酒井も広い守備範囲で何度もピンチを救いました。
酒井は元々守備固めで起用されていた選手で内野ならどこでも守れるユーティリティプレーヤー。
小坂は遊撃手を務め、酒井は二塁と三塁を守りました。
二遊間、三遊間どちらでコンビを組む時も2人の堅実な守備で中々間を抜くことはできませんでした。
最強内野守備陣
内野の守備は総合力が重要です。
内野手が4人全員堅守であれば有利に試合を運ぶことができます。
最強内野守備陣を見ていきましょう。
打撃も守備も一流の内野陣
二塁手:ロバート・ローズ
三塁手:進藤達哉
遊撃手:石井琢朗
1998年にマシンガン打線で優勝した時の横浜ベイスターズの内野陣です。
内野手全員が堅守で隙の無い内野陣ですよね。
どの選手も打撃も一流で優勝するのも納得のメンバーです。
黄金時代を築いた内野陣
二塁手:辻発彦
三塁手:石毛宏典
遊撃手:田辺徳雄
圧倒的な強さを誇っていた西武の黄金時代の内野陣も守備の名手揃いです。
辻-田辺の二遊間、田辺-石毛の三遊間はなかなか抜けることがありませんでした。
清原選手も打撃のイメージが強い選手ですが、グラブ捌きも上手く、決して下手な一塁手ではありません。
まとめ
内野守備の名手についてご紹介しました。
内野守備はチームの守りの基本です。
相手チームの選手がゴロを打った時にアウトにできるのか、塁に出してしまうかで、大きく流れがかわります。
際どい当たりをアウトにした時には投手ものってきますよね。
しかし、内野守備がもたついていると投手もリズムを崩してしまうことも・・・。
1998年の横浜ベイスターズや黄金時代の西武ライオンズのように強いチームを作るには鉄壁の内野陣が必要不可欠です。
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