【2019年】選抜高校野球・優勝校予想!【春のセンバツ】

どうもマツローです。

2019年、平成最後の「春のセンバツ」となる第91回選抜高校野球大会が始まります。出場校32校による12日間の熱い戦いは、3月23日(土)から始まり、4月3日(水)に決勝戦を迎えます

ではまず、選抜高校野球大会出場校の選出方法と、平成最後の出場校をご紹介します。

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2019年・第91回選抜高校野球 出場校や選出方法

選抜高校野球大会は出場校の選出方法が複雑です。以下の3つの方法で選ばれた32校で優勝を争います。

【選出方法1】地区代表 28校

全国を8つの地区に分け、前年秋に行われるそれぞれの地区大会での成績を考慮し選出されます。地区により選ばれる高校の数が異なるため、必ずしも地区大会優勝校が選ばれるという事ではありませんが、成績上位校が選ばれやすい傾向にあります。

地区分けは以下の通りです。

地区ごとの出場校数
北海道地区:1校

東北地区 :2校

関東地区 :6校
・関東全域から4校、東京地区から1校
・関東全域か東京のどちらかから+1校

東海地区 :2校

北信越地区:2校

近畿地区 :6校

中国地区 :5校
・中国地区から2校、四国地区から2校
・中国か四国のどちらかから+1校

九州地区 :4校

【選出方法2】明治神宮野球大会優勝枠 1校

前年秋に行われる明治神宮野球大会・高校の部の優勝校の所属地区から1校選出されます。明治神宮野球大会に出場する高校を決める地区秋季大会は、事実上の新人戦になるため、必ずしも優勝校が選出されるとは限りません。

地域により秋季大会上位校や、春夏通じて全国大会出場経験のない高校を選ぶなど、さまざまな形で代表校が選出されます。

【選出方法3】21世紀枠 3校

21世紀枠
・県大会において、128校を上回る都道府県ではベスト32以上、それ以下の地域ではベスト16以上の成績を残している高校

・災害などによる練習場所不足・部員不足、豪雪地区など、野球の練習が困難な中で頑張っている高校

・ボランティアなど、地域貢献に積極的で模範となる高校

上記の条件などが考慮され、全国から3校選出されます。

【2019年選抜高校野球大会 出場校】※(初)は初出場校

北海道地区:札幌大谷(初)・札幌第一(明治神宮大会優勝枠)

東北地区 :八戸学院光星(青森)・盛岡大付(岩手)

関東地区 :桐蔭学園・横浜(神奈川)・春日部共栄(埼玉)・山梨学院(山梨)・習志野(千葉)・国士館(東京)

東海地区 :東邦(愛知)・津田学園(三重)

北信越地区:星稜(石川)・啓新(福井・初)

近畿地区 :智弁和歌山・市立和歌山(和歌山)・龍谷大平安・福知山成美(京都)・市立明石商業(兵庫)・履正社(大阪)

中国地区 :広陵・市立呉(広島)・米子東(鳥取)・高松商業(香川)・松山聖陵(愛媛)

九州地区 :筑陽学園(福岡・初)・明豊・大分(大分・大分は初)・日章学園(宮崎・初)

21世紀枠 :石岡第一(茨木・初)・富岡西(徳島・初)・熊本西(熊本・初)

選抜高校野球 優勝候補

星稜高校(石川県代表)

2019年ドラフトの高校生BIG3の一人である奥川恭伸選手を擁する星稜高校は、秋季大会優勝・明治神宮野球大会準優勝という好成績を残し、歴代最強世代と呼ばれています。

エース・奥川選手以外にも2年生の寺西成騎選手など控え投手もレベルが高く、守備も良いためチーム防御率は今大会No.1を誇ります。奥川選手と小学校4年生からバッテリーを組む山瀬慎之助選手強肩にも注目です

筑陽学園(福岡代表)

九州大会では接戦を勝ち抜き初優勝し、初の全国大会となった明治神宮野球大会でベスト4の成績を残した筑陽学園は、今一番勢いを感じるチームです

エース・西雄大選手をはじめとする西舘昂汰選手菅井一輝選手「三本の矢」は、他校を圧倒する投手力で今大会2位のチーム防御率を誇ります。他にも4番を打つ江原佑哉選手や強肩外野手の福岡大真選手など注目選手も多く、投打にバランスの取れた粘り強さが魅力のチームです。

龍谷大平安(京都代表)

激戦の近畿大会王者となった龍谷大平安は、チームの総合力で勝ち抜いてきたチームです

質が良く球威のあるストレートを持つ野沢秀伍選手と、キレの良い変化球を持つ豊田祐輔選手のダブル左腕を擁し、打の中心は昨夏甲子園も経験した4番の水谷祥平選手をと2番の北村涼選手が牽引します。

そしてヤクルト奥村展征選手を兄に持ち、父・祖父と野球一家で育った5番を打つ奥村真大選手は、類稀なる打撃センスと長打力・走力も兼ね揃えた注目株の一人です。

選抜高校野球大会 優勝予想

《星稜高校》

高校野球において「春は投手力・夏は打撃力」が大会を制すると言われています。星稜高校は盤石な投手陣・圧倒的な守備力を誇るのはもちろんのこと、攻撃面でもU-15でベストナインに輝いた内山壮真選手や、走力を活かした1番打者・東海林航平選手など、バランスの良い攻撃が期待できます

まさに歴代最強世代と呼ぶにふさわしい星稜高校を、平成最後の選抜高校野球大会優勝候補筆頭にあげさせていただきます。

球児たちの熱い戦いに注目!

昨年の明治神宮野球大会を制した初出場の札幌大谷も気になるところですが、選抜高校野球大会では過去16年、明治神宮野球大会優勝チームの優勝はなく、データ上は不利な結果です

しかし明治神宮野球大会で、優勝候補の星稜を1安打1失点に抑えた実力は注目したいところです。

他にも横浜最速左腕・及川雅貴選手を擁する横浜や、右の二枚看板と共に躍進を遂げる明石商業、機動力と本塁打のハイブリッド野球の東邦、高嶋監督勇退で新チーム初陣となる逆転の帝王・智辯和歌山など、気になる高校が目白押しです。

チームもまだ発展途上である春の選抜高校野球大会から、今年も目が離せませんね。

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