どうもマツローです!
助っ人外国人選手に期待するものはやはりホームランですよね。
パワフルな助っ人たちの豪快なホームランはとても魅力的。
貧打に悩むチームも助っ人の活躍で強力打線になることもあるほどです。
そこで今回は歴代助っ人の通算HR数ランキングをご紹介します!
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外国人助っ人通算ホームラン数ランキング!
1位 | タフィ・ローズ | 464HR |
2位 | アレックス・ラミレス | 380HR |
3位 | アレックス・カブレラ | 357HR |
4位 | ウラジミール・バレンティン | 288HR |
5位 | レロン・リー | 283HR |
6位 | ブーマー・ウェルズ | 277HR |
7位 | レオン・リー | 268HR |
8位 | ラルフ・ブライアント | 259HR |
9位 | クラレンス・ジョーンズ | 246HR |
10位 | タイロン・ウッズ | 240HR |
1位:タフィ・ローズ(464本)
本塁打数:464
打率:.286
安打数:1792
打点:1269
近鉄・巨人・オリックスで活躍したタフィ・ローズ選手が、464本塁打で堂々の助っ人外国人ランキング1位に輝きました。
豪快なアッパースイングでホームランを量産するタフィ・ローズ選手ですが、“タフィ”は実は愛称で少年時代から怪我に強いことで「タフ」から付けられた愛称だそうです。
愛称通り、大きな怪我もなく試合に出続けた結果、通算464本の偉業を達成。
ローズ選手は典型的なローボールヒッターで特に変化球を得意としており、コントロールが良く低めに集める日本のピッチャーの球はローズにとっては打ちやすい球だったかもしれませんね。
一方でインコース高めのストレートはやや苦手とする傾向がありました。
2001年には王貞治が持つ当時の日本記録に並ぶシーズン55本塁打を松坂大輔から放ちました。
本塁打王は1999年、2001年、2003年、2004年と4度獲得しています。
気性が荒く、9度の退場処分、巨人時代には自身の緩慢な守備を指摘され、「ジャイアンツ下手くそ、ジャイアンツ大嫌い」と暴言を放つなど、何かと問題も多い助っ人でした。
しかし、実績はすばらしいものであり、外国人野手に期待されるホームラン数は堂々の1位です。
2位:アレックス・ラミレス(380本)
本塁打数:380
打率:.301
安打数:2017
打点:1272
アレックス・ラミレス選手はヤクルト・巨人・DeNAで活躍した助っ人外国人選手です。
来日当初は引っ張り中心のプルヒッターでしたが、日本の投手を研究して外角の変化球にも対応し、右方向にもホームランを打てる選手になりました。
本塁打王も2003年、2010年に獲得。2013年には日本通算2000本安打を達成しており、外国人選手初の名球会入りを果たしています。
ファンを大切にするラミレスはラミちゃんの愛称で親しまれ、ホームランを打つ度にパフォーマンスを見せてファンを喜ばせました。
3位:アレックス・カブレラ(357本)
本塁打数:357
打率:.303
安打数:1368
打点:949
カブレラは西武・オリックス・ソフトバンクで活躍した助っ人外国人選手です。
バットを背負い込むような豪快な構えからパワフルなスイングでホームランを量産していました。
この独特の構えは当時高校生だった平田良介(後に中日に入団)や中田翔(後に日本ハムに入団)を始め、当時の野球少年たちがマネをするほど人気の構えでした。
特徴は豪快なフルスイングで、体制を崩されてもホームランにしてしまうほどの怪力が魅力です。
実は同時期に活躍したタフィ・ローズや松中信彦に阻まれ、ホームラン王をとったのはシーズン日本記録タイとなる55本塁打を放った2002年だけ。
2003年にはシーズン50本塁打を放ったにもかかわらず、51本のローズに敗れ本塁打王を逃しました。
シーズン50本塁打以上を放ったにもかかわらずホームラン王のタイトルを獲得できなかったのは2003年のカブレラだけです。
また、豪快なホームランのイメージが強い選手ですが、チャンスの場面で軽打で単打も狙える選手で、NPBでの通算打率も3割を超えています。
4位:ウラディミール・バレンティン(288本)
本塁打数:288
打率:.273
安打数:959
打点:763
ヤクルトで活躍し、2020年シーズンはソフトバンクに移籍しプレーするバレンティン選手が現役選手で唯一ランクイン。
バレンティンは来日1年目の本塁打31本とそのパワーを見せつけましたが、同時にシーズン131三振、打率は.228と確実性に欠けるバッターでした。
しかし、勉強熱心な性格で変化球が多い日本の投手にもしっかり対応できるようになった2年後の2013年にはシーズン60本塁打(日本記録)打率.330と大活躍しました。
しかもこの年の長打率は.779と打率・長打率ともに高く、まさに手が付けられない状態でした。
その証拠に、この年のヤクルトは最下位であったにもかかわらずバレンティン選手はMVPを獲得しています(最下位チームからのMVP選出は史上初)。
本塁打王も2011年、2012年、2013年と3年連続で獲得、その後も怪我で長期離脱をした2015年以外は30本以上の本塁打を放ち、順調にホームラン数を積み上げています。
今後もランキング更新が期待される選手となっています。
5位:レロン・リー(283本)
本塁打数:283
打率:.320
安打数:1579
打点:912
来日1年目の1977年にはから本塁打王(34本)と打点王(109打点)の2冠に輝いて大活躍したレロン・リー選手。
その後1980年には首位打者を獲得する等ホームランだけでなく、打率も高い選手で、通算の打率ランキング(4000打席以上)では堂々のNPB歴代2位の記録をもっています。
史上最強の左のワンポイントリリーフとも言われている永射保(ながいたもつ)を大の苦手としており、永射選手をほとんど打ち崩すことはできませんでした。
苦肉の策として、リーは永射対策として、本来の左打席ではなく右打席に立ち、なんとタイムリーヒットを放っています。
レオン・リーは実の弟で、レロン・リーが誘ってロッテオリオンズに入団しました。
レオン・リーも通算268本(7位)のホームランを放っており、兄弟で大活躍した助っ人です。
6~10位のランキング
6位:ブーマー・ウェルズ(277本)
7位:レオン・リー(268本)
8位:ラルフ・ブライアント(259本)
9位:C・ジョーンズ(246本)
10位:タイロン・ウッズ(240本)
まとめ
豪快な本塁打を放つ助っ人外国人はプロ野球を観戦する際の魅力の一つですよね。
華麗な守備は技術の高いバッティングを見せる選手が多い日本人選手とは一味違う魅力があります。
2020年シーズンも多くの新外国人が日本に来日します。助っ人たちの豪快なバッティングに注目してみてはいかがでしょうか。
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