歴代ベストナイン(読売巨人軍編)

どうもマツローです。

今回はプロ野球各球団の歴代ベストナインについて書いていこうと思います。筆者の“独断と偏見”が多分に入っておりますがご容赦ください(^^;)

まず1回目は、プロ野球の歴史の中で最強の軍団を築き上げてきている“球界の盟主”こと読売巨人軍。

未だ抜かれることのない本塁打の記録を持つ“世界のホームラン王”こと王貞治さんや、“ミスタープロ野球”の愛称で親しまれる長嶋茂雄さん、メジャーリーグでも活躍した“ゴジラ”こと松井秀喜さん等、長い歴史の中には素晴らしい選手が沢山います。

もちろん現代にもショートの名手坂本勇人選手や不動のエース菅野智之選手等、スターとして活躍する選手も山ほどいます。今回はそんな数多くのスター選手の中からベストナイン(監督含む)を選出してみました。

懐かしい選手から今どきの選手まで、ラインナップしています。

※2019年度の時点での現役選手の通算成績は2019年シーズン終了後のデータを掲載しています。またメジャーで活躍した選手は日米の通算を掲載しています。外国人選手は日本での記録のみの掲載です。

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監督

監督「原辰徳」

通算成績=.279・1675安打・382本塁打・1093打点
キャリアハイ=1986年.283・115安打・36本塁打・80打点
監督通算成績(計13年間)=1024勝・リーグ優勝8回日本一3回2009WBC優勝

言わずと知れた若大将、原辰徳さんを監督として選出してみました。ON時代が終わった後不動の4番打者として活躍し、監督としてもAクラスをほとんど維持しているということで大変優秀です。V9時代の監督川上哲治さんと悩みましたが何度も監督をしていますし、第二回WBCでは世界一にも輝いているため選出しました。

野手ベストナイン

1番:柴田勲(右翼手)

通算成績=.267・2018安打・1223得点・579盗塁
キャリアハイ=1967年.287・135安打・88得点・70盗塁

俊足かつ好守備で巨人のリードオフマンとして大活躍していた柴田さん。元々は投手として入団したのですが、1年目の開幕2戦目にて先発するも、投手としての活躍はイマイチだったためその後外野手へコンバートされました。野手転向後はその足を生かし盗塁を量産。通算の盗塁数はセ・リーグ1位です。日本初のスイッチヒッターとしても有名ですよね。

2番:坂本勇人(遊撃手)

通算成績=.293・1884安打・983得点・223本塁打
キャリアハイ=2016年.344・168安打・96得点・23本塁打

2019年度現在、巨人不動の遊撃手として大活躍している坂本勇人選手を2番へ置きました。
長打力もあるので3番でも…と思ったのですが、やはり3番にはあの方を置きたいのでここへ。坂本選手の魅力は何と言っても打撃力で、通算打率は3割近くまたここぞという所で長打も兼ね備えた万能バッターです。守備は守備範囲が広く積極的な守備を見せ、ゴールデングラブ賞にも3回輝くなど球界を代表する遊撃手となっています。

3番:長嶋茂雄(三塁手)

通算成績=.305・2471安打1522打点444本塁打
キャリアハイ=1963年.341・163安打・112得点・37本塁打

「巨人の選手と言えば?」という質問をすれば必ず上位に名前が挙がる、ミスタープロ野球こと長嶋さん。熱意溢れるプレーとここぞという時の強さで王さんと共に巨人のV9に大きく貢献した選手です。人気の秘密はその人柄にもあり、突拍子もないことを言って周囲を驚かせていました。また監督としても活躍し、巨人軍の終身名誉監督としても名を残しています。

4番:王貞治(一塁手)

通算成績=.301・2786安打2170打点868本塁打
キャリアハイ=1964年.320・151安打・119打点55本塁打

こちらも巨人の選手、いえプロ野球選手としてかなり有名ですよね。「世界の王」と呼ばれるほど素晴らしい成績を残しています。本塁打の通算成績は世界記録ですし、他にも打点や得点も日本のプロ野球の歴代1位の座を譲りません。また監督としても優秀で、ホークスを何度もリーグ優勝へ導いていて、人格者としても有名です。

5番:松井秀喜(中堅手)

通算成績(日米)=.293・2643安打・1649打点・507本塁打
キャリアハイ=2002年.334・167安打・107打点・50本

「ゴジラ」の愛称で親しまれた背番号55番の松井秀喜さん。彼も巨人と言えば必ず名前が挙がる選手ですし、メジャーでもニューヨーク・ヤンキースに所属しアメリカの野球ファンに愛されました。魅力は何と言っても豪快な本塁打。その飛距離はプロ野球界屈指で、かつては東京ドームの看板のさらに上を直撃する本塁打や、ドームの天井の中にボールが入ってしまうなど、東京ドームを何度沸かせたことでしょうか。いずれは巨人の監督になるのでは?という噂もある程野球観はしっかりしている方です。

6番:ウォーレン・クロマティ(左翼手)

通算成績=.321・951安打・558打点・171本塁打
キャリアハイ=1989年.378・166安打・72打点・15本

巨人の助っ人と言えばこの人ではないでしょうか?日本ではセンターを主に守っていましたが、松井さんをセンターに置いたため左翼手としての選出です。クロマティ選手と言えば豪快なバッティングとハートの強さ。頭部死球を受けた翌日に決勝本塁打というのは今でも語り継がれている名場面です。そしていつも風船ガムを食べているという茶目っ気のある選手でした。

7番:アレックス・ラミレス(DH)

通算成績=.301・2017安打・380本塁打・1272打点
キャリアハイ=2010年.304・172安打・49本塁打129打点

助っ人外国人の中でも人気が高かったラミレスさん。明るいキャラクターで子供たちからも大人気でしたが、打撃はパワーヒッターでありながらミート力も素晴らしく、更にチャンスにも滅法強いと、敵に回したら非常にやっかいな打者でした。現在は横浜DeNAベイスターズの監督として活躍されています。

8番:阿部慎之助(捕手)

通算成績=.284・2132安打・406本塁打・長打率.495
キャリアハイ=2012年.340・159安打・27本塁打・長打率.565

巨人史上最強の捕手と言ったら阿部選手ですよね。現在の正捕手は小林誠司選手ですが、これまで巨人のリーグ優勝に大きく貢献している選手の一人です。阿部選手の魅力は類まれなる打撃力。捕手では珍しく2000本安打も達成していますし、長打率も非常に高いです。本来であれば余裕で4番クラスの能力ですが、歴代の選手も考えると8番へ置きました。2019年にファンに惜しまれつつ引退を表明しました。



9番:篠塚和典(二塁手)

通算成績=.304・1696安打・278二塁打・628打点
キャリアハイ=.357・147安打・21二塁打・45打点

篠塚さんといえば当時のプロ野球選手は体が大きく、ファッションもごつごつしたスーツの選手が多い中、細身でスマートなファッションを好み女性人気が高い選手でした。篠塚さんはあのイチロー選手も憧れる野球の才能に溢れた選手で、その卓越したバットコントロールと魅せる守備に当時のプロ野球ファンは熱狂させられました。

投手ベストナイン

沢村栄治(先発)

通算成績=防御率1.74・105登板・63勝・勝率.741
キャリアハイ=1937年春 防御率0.81・30登板・24勝勝率.857

巨人の名投手、いえプロ野球界の名投手を語る上で欠かせないのが沢村栄治さんです。史上初のノーヒットノーランを達成したのも沢村さんです。なんと沢村さんはノーヒットノーランを3度も達成しています。徴兵により肩を痛める等あり現役引退後、残念ながら戦死してしまいましたが、「もしも現代に沢村栄治が生きてたら」どんな記録を残したのか、今でもプロ野球ファンの間では議論される程、素晴らしい選手でした。現在、最高の投手に贈られる“沢村賞”の由来となっている人物としても有名です。

斎藤雅樹(先発)

通算成績=防御率2.77・180勝・113完投・83完封
キャリアハイ=1989年 防御率1.6220勝7完封・182奪三振 ※沢村賞

2人目は“平成の大エース”こと斎藤雅樹さんです。1990年代を代表する名投手である斎藤さんは伸びのあるストレートと切れのある変化球を武器としていました。また無尽蔵のスタミナも特徴で“11試合連続完投勝利”という日本記録を持っています。筆者が少年時代に見ていた最強投手で、斎藤投手が先発の時はほぼ間違いなく勝つというイメージを幼いながらに持っていました。なお沢村賞3回受賞はプロ野球史上最多の記録となっています。

菅野智之(先発)

通算成績=防御率2.36・87勝・34完投・1083奪三振
キャリアハイ=2017年 防御率1.59・17勝・6完投・171奪三振 ※沢村賞

さて続いては現在巨人のエースから日本プロ野球界のエースとなった菅野選手です。菅野選手は2017年、2018年と2年連続で沢村賞を獲得しています。2019年は腰の不調に苦しみましたが、2020年東京五輪のエース候補として注目です。ちなみに母方の伯父は原辰徳さんです。

山口鉄也(中継ぎ)

通算成績=防御率2.34・642登板・273ホールド
キャリアハイ=2012年0.84・72登板・44ホールド

巨人の鉄腕と言えば山口さんですよね。プロ野球で初めて200ホールドを達成した選手でもあります。その鉄腕で巨人の常勝を支えました。また9年連続60登板という偉業も達成していて、こちらは歴代1位の記録です。育成出身ながら努力で這い上がり歴史に名を残した名選手ですね。

角盈男(抑え)

通算成績=防御率3.06・618登板・99セーブ
キャリアハイ=1981年1.47・51登板・20セーブ

巨人のセーブ王と言えば角さんです。三菱重工から巨人へ入り、1年目で新人王を獲得し一躍有名選手の仲間入りを果たしました。また日本ハムへ移籍して先発登板をするまでは423試合連続中継ぎ登板という記録を持っていました。ちなみに巨人時代には背番号が何度も変わるという少し珍しい選手でもありました。

戦力評価※(筆者の独断です)

攻撃力

守備力

機動力

先発投手

救援投手

スター性

以上が、巨人ベストナインです。こうしてみると破壊力抜群の恐ろしい重量打線ですね。このチームでペナントレースを戦うととてつもない記録が生まれそうです。他にも沢山素晴らしい選手がいるのでとても悩みましたが、ぜひ皆さんも自分のベストナインを考えてみてください。

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