【2019年】ドラフト展望!ドラフト会議の日程や各球団1位指名を大予想!

どうもマツローです。

今年もドラフト会議が近づき、2019年は高校生139名・大学生108名の合計247名の選手からプロ野球志望届が提出されました。

志望届を提出していない選手はドラフト会議で指名を受けられませんが、社会人チーム・独立リーグに所属する選手に関しては、志望届を提出しなくても指名を受けられます。

ただし社会人チームからNPBを目指す場合は、中学・高校を卒業または中退後3年、大学・短期大学・専門学校を卒業または中退後2年を経過している必要があります。独立リーグからNPBを目指す場合は、入団初年度から指名を受けられます。

この記事では、2019年の傾向や各球団の現状・過去の傾向を分析し、2019年のドラフト展望を予想します。

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2019年ドラフト会議の日程や中継

ドラフト会議の中継
日程:2019年10月17日(木)17時より

テレビ中継:TBS系列全国ネット放送 16時50分~17時50分

スカイA 16時30分~21時

インターネット:Paravi 16時30分~指名終了まで

:Baseball Gate 16時45分~指名終了まで

:Sports Bull 17時~指名終了まで

ラジオ:ニッポン放送 17時~18時

2019年ドラフト会議の特徴とルール

2019年のドラフト対象選手は投手の評価が高く、1位指名はほとんどの球団が投手を指名すると予想されています。これまでの成績から1位指名で重複確実と言われている選手は、大船渡高・佐々木朗希選手、星稜高・奥川恭伸選手、明治大・森下暢仁選手です。

そして2巡目以降の指名は、今年はセ・リーグ最下位球団からウェイバー方式で指名が行われます。3巡目はその逆順のパ・リーグ1位球団からの指名となり、4巡目以降は折り返し、選択終了まで指名が行われます。

この時、2巡目を早く指名できる成績下位の球団は1位指名と遜色ない選手を指名できますが、成績上位の球団は2巡目の指名が最後の方になってしまうため、2巡目で指名しようとしていた選手がすでに他球団に指名されていることが考えられます。そのため、成績上位球団や他球団との競合を避ける傾向にある球団は、「重複が予想される3選手以外の投手」を1位で単独指名する可能性があります。

また、昨年・来年は野手に注目選手が多いことから、今年は全体的に評価の高い野手が少なめと言われています。

しかし捕手には逸材が多く、1位とは言わないまでも高校生・大学生の捕手を上位指名するケースも予想されています。

2019年ドラフト会議 1位指名予想 セ・リーグ編

各球団の過去のドラフトの傾向や球団事情をふまえ、1位指名・上位指名予想をまとめました。

読売ジャイアンツ:佐々木朗希選手

その年の人気選手を指名する傾向にあり、将来菅野選手のMLB移籍の可能性があるため、次世代のエースとして佐々木選手の指名が予想されています。また大学生指名が多い傾向と、将来大城選手をコンバートする可能性を考えると、東海大・海野隆司捕手の上位指名も考えられます。

横浜DeNAベイスターズ:森下暢仁選手

大学生の1位指名が多い傾向にあり左投手が多いことから、明治大とのパイプを活かし、本格派右腕・森下選手の指名で投手陣の充実を狙います。地元の逸材である横浜高・及川雅貴選手や高校生No.1遊撃手の桐蔭学園・森敬斗選手、未来の正捕手として東海大・海野選手も上位候補。

阪神タイガース:奥川恭伸選手

その年注目の投手を指名する傾向にあるので、2019年甲子園のスター・奥川選手の指名が濃厚です。糸井選手・福留選手など、外野手の年齢層が高くなっていることから履正社高・井上広大選手、投打に活躍を見せセンバツ優勝した東邦高・石川昂弥選手もリストアップされています。

広島東洋カープ:奥川恭伸選手

1位指名選手を隠さない誠実なドラフトで、素材重視・地元出身選手を指名する傾向があります。野村選手のFAも鑑みると、完成度が高く将来性もある奥川選手が1位筆頭。しかし佐々岡新監督が即戦力投手を希望していることから、社会人No.1投手のJFE西日本・河野竜生選手、広島出身の創志学園・西純矢選手も上位候補です。

中日ドラゴンズ:奥川恭伸選手

地元東海・北陸出身の選手を指名する傾向にあることから奥川選手を予想。また毎年東邦高出身選手の指名があることや、若干競合を避ける傾向にあるため、右のスラッガーである東邦高・石川昂弥選手の単独指名も噂されています。捕手も補強ポイントで、奥川選手とバッテリーを組む星稜高・山瀬慎之助選手、東洋大・佐藤都志也選手も上位候補です。

東京ヤクルトスワローズ:森下暢仁選手

高校生の1位指名が多い傾向にありますが、即戦力投手の補強が急務であることから森下選手を予想。高齢化が進む外野手の指名も気になるところではありますが、やはりJFE西日本・河野竜生選手、東芝・宮川哲選手といった、即戦力投手が中心となります。

2019年ドラフト会議 1位指名予想 パ・リーグ編

埼玉西武ライオンズ:森下暢仁選手

先発・中継ぎ共に補強ポイントで、即戦力が期待できる大学生・社会人の指名が多い傾向から森下選手と予想。また、東海理化・立野和明投手やJFE西日本・河野竜生選手の単独指名も噂されています。打のチームであることから、次世代スラッガーとして履正社高・井上広大選手にも注目です。

福岡ソフトバンクホークス:佐々木朗希選手

投手育成に定評があり、その年最も素質の高い選手を指名する傾向であるため、佐々木選手を予想。地元出身選手を積極的に指名する傾向があり、野手の年齢層が高くなってきたことから九州学院高・川野涼多選手にも注目。千賀選手・甲斐選手の活躍から、育成枠の獲得まで目が離せません。

東北楽天ゴールデンイーグルス:佐々木朗希選手

地元のスター選手で、8月終わりの時点で石井GMと球団スカウトとの意見も一致していることから、佐々木選手の1位指名は確実。ポスト・嶋選手の候補として、仙台育英出身でパンチのある打撃が魅力の捕手、慶大・郡司裕也選手も上位候補です。

千葉ロッテマリーンズ:奥川恭伸選手

甲子園のスター選手への指名が多い傾向にあるため、奥川選手を予想。近年のドラフトでは平沢選手・安田選手・藤原選手と野手が充実しているので、投手中心の指名となります。昨年2巡目指名を受けた東妻勇輔選手の弟で、強肩と長打力のある智弁和歌山高・東妻純平選手への指名も気になるところです。

北海道日本ハムファイターズ:佐々木朗希選手

その年一番評価の高い選手を指名する傾向にあり、佐々木選手の1位指名を公言しています。過去に大谷選手・清宮選手と高校生人気選手を獲得したくじ運の強さにも注目。高校生の指名が多く野手の多くが円熟期を迎えていることから、桐蔭学園・森敬斗選手、左投手不足から興南高・宮城大弥選手も上位候補です。

オリックスバファローズ:河野竜生選手

大学生・社会人の即戦力投手への指名や、競合を避け単独指名が多い傾向にあるので、外れ1位・2巡目指名で人気となりそうなJFE西日本・河野選手と予想。正捕手の確立が急務であることから東海大・海野隆司選手、慶大・郡司裕也選手、東洋大・佐藤都志也選手も上位候補です。

百花繚乱の2019年ドラフト!上位指名候補をご紹介

他にも、最速154km/hの創志学園・西純矢選手には広島や西武が、本格派右腕の東芝・宮川哲選手にはヤクルト・楽天が、社会人No.1 左腕JFE西日本・河野竜生選手には巨人、大阪ガス・小深田大翔選手には日ハム・中日が、それぞれ高い評価をしています。

高校生では楽天・松井選手を彷彿とさせる横浜高・及川雅貴選手、3季連続甲子園出場の八戸学院光星高・武岡龍世選手(内野手)、5季連続甲子園出場の智辯和歌山高・黒川史陽選手(内野手)も高評価。

大学生ではサイドスロー右腕の東北福祉大・津森宥紀選手、社会人からは九州四天王最後の逸材と言われるJR東日本・太田龍選手も上位候補としてあげられています。

今年もたくさんの選手がNPBへ羽ばたき、才能を開花させてくれることを願います。

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