歴代ベストナイン(横浜DeNAベイスターズ編)

どうもマツローです。

近年着実に力を付けて順位を上げている横浜DeNAベイスターズ。ここ最近は筒香選手や山崎康晃投手のようなスター選手も数多く登場しています。

また、過去にはメジャーで活躍した“ハマの大魔神”佐々木主浩さんらも輩出したり、1998年には“強力マシンガン打線”で日本プロ野球界に旋風を巻き起こした横浜ベイスターズ。

そんな横浜ベイスターズの過去~現在までの選手を集め、ベストナインを組んでみました。かつて大活躍をした名選手から、現代の横浜黄金期到来を後押しする若手選手までズラッと勢ぞろいです。

※2019年度の時点での現役選手の通算成績は2019年シーズン終了後のデータを掲載しています。またメジャーで活躍した選手は日米の通算を掲載しています。外国人選手は日本での記録のみの掲載です。

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監督

監督「アレックス・ラミレス」

通算成績=.301・2017安打・380本塁打・1272打点
(横浜時代の)キャリアハイ=2012年.300・143安打・19本塁打・76打点
監督成績(計4年)=280勝・Aクラス3回・Bクラス1回

「ラミちゃん」の愛称でお馴染みのラミレス監督。就任して4年ですが、ずっとBクラス、最下位付近をウロウロしていた横浜をAクラスの常連へ導いた監督です。まだまだ名将と呼ぶにはチーム成績は不足しているかと思いますが、来期も続投を表明していますし今後の横浜黄金期を作っていってくれると信じての監督起用です。きっといつか名将と呼ばれる監督になっていることでしょう。

野手ベストナイン

1番:石井琢朗(遊撃手)

通算成績=.282・2432安打358盗塁・289犠打
キャリアハイ=1998年.314・174安打・39盗塁・2犠打

“ハマの安打製造機”の一人石井琢朗さん。通算安打数2432安打は日本球界で14位の記録を持っています。守備力に定評があり、鉄壁のショートとして有名でした。さらに足も速く盗塁数も稼いでおり、4度の盗塁王に輝いたことがあります。またプライベートではチャリティー活動に力をそそいでおり、子供たちへ絵本の寄付などを行ってファンを喜ばせていました。

2番:金城龍彦(中堅手)

通算成績=.278・1648安打・104本塁打・592打点
キャリアハイ=2000年 .346・145安打・3本塁打・36打点

父は近鉄バファローズで活躍していた金城晃世さんで、プロ野球選手2世として活躍した金城竜彦さんを右翼手として起用しました。プロ入り前までは父と同じく投手としてボールを投げていましたが、横浜のスカウトの提案により野手へ転向。身体能力が非常に高かったため野手として成功し、2000年には首位打者のタイトルも獲得しました。

3番:ロバート・ローズ(二塁手)

通算成績=.325・1275安打・167本塁打・808打点
キャリアハイ=1999年.369・192安打・37本塁打・153打点

横浜の“マシンガン打線”を支えた名助っ人、ローズ選手を3番へ置きました。横浜ファンからもその活躍は非常に支持され、横浜史上最強の助っ人外国人と呼ばれています。ベストナインにも何度も選ばれていますし、当時のセ・リーグの二塁手としてはかなり優秀な選手だったことが伺えます。現在はオリオールズの傘下で打撃コーチをしているそうです。いつか横浜の打撃コーチもやってほしいですね。

4番:小鶴誠(右翼手)

通算成績=.280・1717安打・230本塁打・923打点
キャリアハイ=1950年.355・183安打・51本塁打161打点・28盗塁

往年の名選手小鶴選手を4番に置きました。小鶴選手はNPB史上初の50本塁打を記録した選手で、その他未だ破られていない、シーズン記録の161打点をマークするなど球界屈指の強打者として活躍していました。なお1950年は50本塁打に加え、28盗塁を記録し、NPB唯一の“50本塁打20盗塁以上”をマークした選手となっています。

5番:筒香嘉智(左翼手)

通算成績=.285・977安打・205本塁打・613打点
キャリアハイ=2016年.322・151安打・44本塁打・110打点

筒香選手は横浜の4番だけではなく“侍JAPANの4番”としても大活躍。本来であれば4番を打ってる選手ですが、他にも沢山アーチストがいますので5番へ。北海道日本ハムファイターズの中田選手ととても仲良しでWBC開催時は「筒香が打てば中田が打つ、中田が打てば筒香が打つ」と言われたほど。プライベートでも親交が深いようです。2020年からはMLBのタンパベイ・レイズに移籍することが決まりました。アメリカでの活躍も注目です!

6番:内川聖一(一塁手)

通算成績=.303・2171安打・196本塁打・957打点
(横浜時代の)キャリアハイ=2008年 .378・189安打・14本塁打・67打点

現在は福岡ソフトバンクホークスになくてはならない存在として大活躍している内川選手はかつて横浜でも好成績を残していた選手でした。移籍に当たっては様々な発言で話題となりましたが、選手としては非常に優秀でシーズン.378の記録は右打者としてはNPB史上最高打率になっています。その他「7年連続打率3割以上」を記録するなど稀代のヒットメーカーとして活躍中です。

7番:グレン・ブラッグス(DH)

通算成績=.300・443安打・91本塁打・260打点
キャリアハイ=1994年.315・141安打・35本塁打・91打点

横浜で活躍した期間は4年ととても短いですが、好成績を収めた助っ人外国人の一人ブラッグス選手を7番に起用してみました。筋骨隆々の体型から見てわかるとおり、桁違いの長打力が魅力で、広い横浜スタジアムで場外本塁打も記録したほどでした。また“乱闘王”としても有名で、中日与田投手との乱闘劇はすごい迫力でしたね。シーズン中に受けた死球の影響で残念ながら早い引退となってしまいましたが、もしも死球を受けていなければ、歴史に残る活躍をしていたことは間違いないでしょう。

8番:村田修一(三塁手)

通算成績=.269・1865安打・360本塁打・1123打点
キャリアハイ=2008年.323・158安打・46本塁打・114打点

現在読売ジャイアンツの2軍打撃コーチを務めている村田さん。2年連続で30本塁打、100打点を記録しその高い打撃力が評価されていました。長打力もあり、通算二塁打は339本放っておりなかなかの好成績ですよね。しかも打撃力だけではなく守備力も高く、三塁の名手として巨人時代は監督たちから非常に高い評価を得ていました。

9番:谷繁元信(捕手)

通算成績=.240・3021試合・2108安打・1040打点
キャリアハイ=1999年 .295・126安打・51打点

1988年に当時の横浜大洋ホエールズにドラフト1位で入団した谷繁さん。谷繁さんは横浜だけではなく中日でも大活躍をしました。その才能は小学生の頃から片りんを見せており、生まれ故郷の広島県内ではかなり有名人だったようです。ちなみに元々は投手だったそうで、高校時代の監督に捕手転向を進められたそうです。



投手ベストナイン

秋山登(先発)

通算成績=防御率2.60・193勝・132完投
キャリアハイ=1962年 防御率1.9226勝・8完投

選手だけではなくコーチや、監督時代すら大洋ホエールズ一筋で野球人生を生きてきた秋山登さんを先発起用です。投球フォームが横手投げ、下手投げと珍しいタイプでした。地面すれすれのアンダースローから投げるシュートは別名「カミソリシュート」と呼ばれていました。

平松政次(先発)

通算成績=防御率3.31・201勝・145完投
キャリアハイ=1970年 防御率1.9525勝・23完投 ※沢村賞

秋山登さんとともに「カミソリシュート」と呼ばれたハイスピードかつキレのあるシュートを武器に活躍した平松さん。現役生活は18年間と非常に長いものでした。また性格は非常に短気でしたが、その気の強さで闘志あふれるピッチングを見せ、プロ野球ファンを楽しませてくれました。

三浦大輔(先発)

通算成績=防御率3.60・172勝・78完投
キャリアハイ=2005年 防御率2.52・12勝・10完投

“ハマの番長”と言えば野球に興味がない人でも知っている、というくらい有名な三浦大輔さん。トレードマークのリーゼントヘアで長期に渡り横浜の看板投手として活躍してきました。三浦さんは「投手が安打を打った連続年数」というギネス記録も持っています。投球スタイルは多彩な変化球とコントロールを武器にする技巧派で、通算与四球率は2.42と大変低い数字になっています。そして2020年シーズンからは二軍監督を務める予定で将来の監督候補として期待されています。

山崎康晃(中継ぎ)

通算成績=防御率2.34・163セーブ・36ホールド
キャリアハイ=2015年 防御率1.92・37セーブ・7ホールド

山崎選手は基本的に抑えとして活躍していますが、あえて中継ぎで起用してみました。現在山崎選手は「横浜で入団1年目から連続20セーブ」の記録を更新中という素晴らしい投手です。また愛称は「小さな大魔神」で、球界を代表する抑え投手として今後の活躍が期待できます。ちなみに顔が童顔で可愛らしい為、女性ファンもとても多い選手です。

佐々木主治(抑え)

通算成績=防御率2.60・381セーブ
キャリアハイ=1998年 防御率0.6445セーブ

横浜の抑えはこの方をおいて誰がいるのでしょうか、日本が世界に誇った絶対的守護神佐々木投手です。「150キロ超のストレート」と「落差が大きいフォーク」を武器に日米で活躍した名ストッパーです。1998年には51試合に登板し、なんと自責点はわずかに4。海の向こうへ渡ってMLBでも新人王を獲得するなど目覚ましい活躍を見せてくれました。ちなみに「大魔神」というあだ名は日本だけではなく、メジャーでもそのまま「DAIMAJIN」と呼ばれていたそうですよ。日本プロ野球史上最強のストッパーはと言われたら、必ず名前の出てくる投手ですね。

戦力評価※(筆者の独断です)

攻撃力

守備力

機動力

先発投手

救援投手

ファンサービス

以上が横浜のベストナインになります。どの選手も一癖も二癖もあり、とても楽しそうな試合ができるのではないでしょうか。また現在横浜はラミレス監督の下改革、若手の育成が進められています。現在横浜の1軍で活躍する選手、まだ芽が出ていない選手等の中で「レジェンド」と呼ばれる選手がそう遠くない未来に現れることでしょう。

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